アカヤガラ

ようやく、今、津波注意報が解除されました。被害が報道されず、ホッとしたところです。さて、前回出船した時に、お客様から７０センチ、5キロ程のGTを頂きました。腹身は刺身で食べましたが、適度な脂がのっており、コリコリしていてたまらない美味さでした。それ以外の部位は、今回初挑戦の「シーチキン」や「ムニエル」「干物」にしていただきました。シーチキンは塩コショウをしてオイル漬け(「オリーブオイル」「サラダ油と胡麻油」の2種類)にして、70度前後の低温調理をしてみましたが、なかなかの出来栄え。大量のシーチキンができました。ムニエルはよく作りますが、焼いた後に、軽く炙ったベーコンのきざみと、とろけるチーズをのせて、これまたビールのつまみに最高でした。さらにGTの身を10センチ四方、厚さ１センチぐらいのスライスにし、砂糖、みりん、白だし、濃口醤油、酒に2日間程漬け込み、１日の天日干しにしました。これがまた、日本酒の「あて」に、なかなかの絶品。干物は、作るようになって数十年経ちますが、液ダレの分量は毎回適当です。出来栄えも毎回少しづつ変わるので「今回のはどんな味になっているのかなぁ」と、楽しみにしながら作っています♪ お客様と海の恵みに感謝、感謝でした。

　さて、昨日は、インストラクターさんと２人で、ポイント開発に行ってきました。風波があり、午前中は避難。午後から沖に出て新しい根周りを攻めてみると、４５センチのカンパチやオオモンハタ、イトヒキアジ、アカヤガラ、ガンゾウヒラメ、ヤイト、鯖、ヨコワ(本鮪の幼魚で採捕が禁止されてるため即リリース)と、いろんな種類の魚が、退屈しない程度に釣れました。私が釣ったアカヤガラは1メートル程で「ふつう」だったのですが、インストラクターさんが釣ったのは1メートル50センチ。尻尾の先のピロピロまで入れると、なんと1メートル７０センチ。タモに収まらず、ギャフを打って取り込みました。ここまででかくなるんだと、認識が変わりました。